春ランは日本古来からの有名な古典園芸植物(あとの頁で説明)で、由緒正しく品種の格付けがあります。花や葉に変化がある株は「名品」、ごく普通の株「並物」と区別され、八重咲きなど花が美しいものは「花物」、斑入りなど葉が美しいものは「柄物」と呼びます。
東アジア地域に広く分布する東洋蘭で、日本、中国、台湾や韓国など産地により分類。地域変異が激しいので変種や亜種が多く、珍しい種類の奇花が生まれたりします。
日本春蘭 : 日本各地に分布。早春〜春咲きで、花に香りが殆ど無いく、1本の花茎に花が1輪。寒さに強い。柄物が豊富。 寒さに強く、ほぼ日本中で地植えが可能。水はけのよい落葉樹の下が最適。寒地でも雪に覆われていれば、かなりの寒さに耐えます。
中国春蘭 : 中国の温帯地域に広く分布。花に芳香。やや寒さに弱く、冬は最低5℃前後を保つと安全。花型が豊富で性質が強く栽培容易。
古来から中国ではランを高貴な花と見なし、清朝頃より野生株から花形の良い物を選別、命名し栽培して、その優劣を競うことが行われるようになった。
一茎一花(1本の花茎に花が1輪): 早春咲き。咲く。姿が日本春蘭によく似ている。
一茎九花(1本の花茎に花が6〜13輪。) : 春〜初夏咲き。春蘭とは別種だが、同様に扱われる。花色は概ね青花が中心。花の香りが有る。
花の形によって5つに分類され、梅弁、水仙弁、荷花弁、素心、奇種である。「蝶」のつく品種は奇種に入り、乱れ咲きとして珍重され、余胡蝶は有名。
台湾春蘭 : 台湾の中部〜北部に分布。中国春蘭の近縁で、花に芳香を持つ。中国春蘭より寒さに弱く、冬は最低5℃以上。
韓国春蘭 : 韓国東部〜南部と済州島に分布。姿や性質ともに日本春蘭によく似ている。済州島には日本と同様の「香い春蘭」がある。
シンビジュームの仲間?!
花物と柄物に分類
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